あらかじめメンバーのボイスデータ(声紋)を登録しておくと、文字起こしの際にAIがメンバーを特定し、自動で話者分離します。毎回同じようなメンバーが参加する社内の会議などに便利な機能です。
ボイスデータを活用した自動話者分離機能ご利用の流れ
Step1│設定で自動話者分離をオンにする
Step2│ボイスデータを登録する
Step3│自動話者分離を実行する
Step1│設定で自動話者分離をオンにする(管理者が設定)
グローバルメニュー「設定」から「話者分離」をクリック。
「話者をミーティングの参加者として自動追加」と「自動話者離」をオンにします(スライダーを右に動かし、オレンジ色🟠にする)
Step2│ボイスデータを登録する
①自分のボイスデータを登録する方法
1. 画面右上にある丸いアイコンマークをクリックし、表示されるメニューから「プロフィール」を選択します。
2. 「今すぐ録音」をクリック。
3. 登録に関する案内を確認し、「録音を開始」をクリックします。
4. 声紋登録用のノートが開くので、画面左側に記載している文章を読み上げてください。50~60秒発話したら、右上オレンジ枠内の「終了する」ボタンをクリックします。
なお録音は1分間で終了し、自動的に画面を閉じます。
5. 「登録済みの音声」に先ほど文章を読み上げた「声紋登録ノート」が表示されます。
※表示されない場合はリロードしてください。
※しばらく時間がかかる場合があります。
6. 「声紋登録ノート」の「編集」をクリックするとノートが開き、「文字起こし」タブを選択すると、ボイスデータの登録状況を確認することができます。
②メンバーのボイスデータを登録する方法
メンバーページから話者分離として使いたいメンバー全員のボイスデータを登録します。
声紋の候補は、今までのノート(文字起こし・議事録)で話者を設定した部分が使われます。
高い精度を実現するために、1人につき5件ほど登録することをおすすめします。
1. グローバルメニュー「メンバー」で、ボイスデータを登録したい人のタイルをクリックして「プロフィール」を開きます。
「プロフィール」欄下部にある「AI学習用ボイスデータ」をクリック。
2. 「あなたの発話があるノート」(声紋候補のリスト)が表示されるので、「ノートへ」をクリックします。
「あなたの発話があるのノート」が表示されない場合:これまで作成されたノートにおいて、話者設定されていないので、いくつかのノートで話者として登録してください。
3. 新しいウィンドウでノートが開き、右側に「話者分離」エリアが表示されます。
下部の「話者識別用のボイスデータ登録」をクリックします。
4. 「ボイスデータの登録」で発言箇所が表示されます。
メンバーの声がクリアに録音されている部分を選び、「登録」をクリックし、「登録済」にします。
(再生ボタン▶をクリックすると音声を確認することができます)
💡「ボイスデータの登録」に登録したい方の名前が表示されていない場合、文字起こし画面にて話者情報の右隣に☑︎が入っているかどうかを確認してください。
チェックは「編集する」をクリックした状態でつけることができます。全ての発話がその本人のものか確認した上でチェックをつけてください。
5. ボイスデータを登録したメンバーのページに戻り、リロードすると「登録済みの音声」に先ほど登録した箇所が表示されます。
( 「編集」をクリックすると再びノートが開くので、ボイスデータの登録を変更することができます)
Step3│自動話者分離を実行する
1. 文字起こししたい音声・動画ファイルをアップロードします。文字起こしが完了すると、参加者が自動で追加され、話者分離も行われます。
※ボイスデータが登録されていない人の声は「無名の話者」として認識されます。
以上がボイスデータ(声紋)を登録して、自動話者分離を行う手順です。
ボイスデータを登録せず、話者分離を行う方法は下記をご確認ください。