📌レポート機能は現在β版です。今後、仕様や提供内容が変更される場合があります。
レポート機能とは
レポート機能は、選択した複数のノートを対象に、AIが指示(プロンプト)に従って情報を整理・抽出する機能です。
1つのノートに対する「AI要約」とは異なり、複数の会議から「重要な決定事項」だけを抜き出したり、定例会議の「進捗の変化」を時系列でまとめたりすることが可能になります。
複数回に分かれた会議や面接、商談などの内容を、まとめて振り返りたいときに便利です。
主な活用例
定例会議のまとめ:過去1ヶ月分の定例会議から、決定事項と宿題(ペンディング事項)を一覧化する。
インタビュー分析:複数名に行ったユーザーインタビューから、共通する課題やポジティブな意見を抽出する。
進捗管理:複数のプロジェクト会議から、各担当者の稼働状況や直面しているボトルネックをまとめる。
レポート機能・AI要約・AI検索(RAG)の違い
機能 | レポート機能 | ||
主な目的 | 複数のノートを特定の観点で分析・統合する | 1つのノートの内容を短く整理する | 必要な情報を探す |
対象範囲 | 複数のノート、最大50件 | 1つのノート | 複数のノート・蓄積された情報 |
出力されるもの | テーマに沿った分析・統合レポート | そのノートの要約 | 質問に対する回答や関連情報 |
利用手順
レポートの作成は、以下のステップで行います。
STEP 1 │対象となるノートを選択する
レポートに含めたいノートを選択します(最大50件)。ノートは次の3つの方法で、選択できます。
レポート画面
1. グローバルメニュー「レポートβ版」をクリックします。チームフォルダもしくは個人用フォルダを開き、画面右上の「+レポートを作成」ボタンをクリックします。
2. 期間/参加者/チーム/キーワード等の検索条件から対象ノートを選択したら、画面左下の「次へ」ボタンをクリックします。
ノート一覧画面
1. グローバルメニュー「ノート」をクリックし、対象のノートが格納されているチームフォルダもしくは個人用フォルダを開きます。ノート一覧画面で、対象とするノートにチェックを入れます。
2. 対象ノートを選択したら、「レポートを作成」ボタンをクリックします。
検索画面
1. ノート検索窓で、対象にしたいノートを検索します。
2. 検索結果から対象とするノートにチェックを入れ、「レポートを作成」ボタンをクリックします。
STEP 2 │抽出条件(プロンプト)を設定する
AIに「何を抽出・要約してほしいか」を入力します。入力方法は次の3つです。
カスタムテンプレートから設定する(有料オプションのカスタム要約テンプレートをご契約の場合)
自分で指示を書く
1. 「カスタム指示」のボックスに、指示を入力します。
例:「各会議の決定事項を箇条書きで出し、最後に次のアクションをまとめてください」
2. 「テンプレートから選ぶ」をクリックすると、テンプレートギャラリーから指示内容を設定できます。
組み込みテンプレートから設定する
これらのテンプレートは、会議に参加していなかった人を含め、誰にとっても読みやすいように設計されています。
カスタムテンプレートから設定する
カスタム要約テンプレート(有料オプション)をご契約の場合、登録済みのカスタム要約テンプレートから設定できます。
STEP 3 │プレビューで確認する
1. 指示を入力、もしくはテンプレートを選んだら、「レポートを作成」ボタンをクリックします。
2. 画面右側にプレビューが表示されるので、方向性とトーンが意図どおりかを確認します。
STEP 4 │レポートを作成する
問題なければ、選択したすべてのノートをまとめて処理し、完全版のレポートを作成します。
1. まず、レポートの保存先を選択します。「個人用フォルダ」または特定の「チームフォルダ」(適切なユーザーが自動的にアクセスできるようにするため)を指定してください。
レポート作成後は、指定した保存先(個人用またはチームフォルダ)に保存され、ノートと同じように閲覧・編集・共有できます。
2. 保存先を設定したら、「レポートを作成」ボタンをクリックします。
3. レポートの作成が成功するまで(または失敗して再試行オプションが表示されるまで)、画面右下に進捗状況が表示されます。
4. 「作業完了」と表示されたら、レポート名をクリックして内容を確認できます。
5. レポートは選択した保存先のフォルダに通常のRimoノートとして保存されます。他のノートと同じように編集や共有が可能です。
活用事例
①1on1の記録から、評価サイクルのための自己評価を組み立てる
評価サイクルが近づくと、こう自問することはよくあります。「マネージャーが繰り返し強調していたことは何か」「期待値は時間とともにどう変化したか」「何が改善され、何がまだ改善されていないか」。
数ヶ月分の1on1の記録を読み返す代わりに、2〜6ヶ月分のノートを選び、パターンを抽出したレポートを生成できます。
プロンプト例:1on1振り返り(期待整理・対応の質・自己評価)
過去2か月分の毎週の1on1ミーティング内容をもとに、マネージャーの要望・期待・フィードバック傾向を分析してください。
その上で、以下を作成してください。
- 開発者としてどのように対応すると良いかのアドバイス
- マネージャーが重視しているポイントの整理
- 改善すべき点や今後期待されていること
- 実際の会話内容に基づいた、簡潔でプロフェッショナルな自己評価コメント
回答は実際のミーティング内容から導いた内容にし、不自然に一般化しすぎないでください。
また、開発者が次回の1on1でどのように伝えると良いかも含めて、実務的な観点でまとめてください。
プロンプト例:マネージャー視点によるパフォーマンス評価
過去6か月間の毎週の1on1ミーティング内容をもとに、開発者のパフォーマンス評価を行ってください。
特に以下の観点に重点を置いて分析してください。
- エンジニアリング・開発業務への取り組み
- 技術的な課題解決力や実装の進め方
- 1on1や日常コミュニケーションでの説明・共有の仕方
- フィードバックへの対応力と改善姿勢
- オーナーシップや主体性
- チーム内でのコラボレーション
- マネージャーの期待や方向性との整合性
- 継続的な成長や変化
単なる一般論ではなく、実際のミーティング内容や会話の流れから読み取れる傾向をもとに評価してください。
また、以下も含めてください。
- この6か月で特に良かった点
- 改善が必要な点
- 今後さらに期待される行動や成長ポイント
- マネージャー視点での総合評価コメント
- 開発者本人が自己評価として使える簡潔でプロフェッショナルなコメント
回答は、実際の業務や1on1でのやり取りに基づいた、具体性のある内容にしてください。
②すべての会話を聞き直さずに済む担当顧客の引き継ぎ
営業担当が交代すると、後任者はこれまでの経緯を把握する必要があります。優先事項、反対意見、価格交渉の内容、約束したフォローアップなど、数ヶ月分の情報です。
ノートを選ぶだけで、引き継ぎに必要な情報をまとめたレポートを生成できます。
プロンプト例:担当顧客引き継ぎレポート作成
選択した顧客との通話記録を使用して、アカウント引き継ぎレポートを作成してください。
以下の内容を含めてください:
- 顧客の優先事項と成功基準
- 主な懸念事項(反論)とそれに対する当社の対応
- 価格および取引に関する話し合い(提案内容、懸念点、現在の状況)
- コミットメントと約束したフォローアップ(担当者が明記されている場合はそれも)
- 現在の取引状況と推奨される次のステップ
ざっと目を通しやすいように、箇条書きを使用し、冒頭に短いエグゼクティブサマリーを付けてください。
③エンジニアのオンボーディング
新しいエンジニアが参加した際、過去の背景や経緯はミーティングの議論の中に埋もれてしまっていることがよくあります。レポートを活用することで、意思決定のプロセスを要約できます。
プロンプト例:
選択したプロジェクトミーティングの記録から、エンジニアのオンボーディング用レポートを作成してください。
以下の内容を含めてください:
- 当初の目標と制約事項
- 議論されたアプローチとその理由
- 却下されたアイデアとその理由
- 未解決の懸念事項と既知のリスク
- 次のステップと担当者の不在(もしあれば)
④日常業務での活用
週次の振り返り
毎週のスタンドアップとプロジェクトの同期ミーティングを組み合わせる
生成内容:「今週何が変わったか」「何がブロックされているか」「次に何をすべきか」
個人の学習ログ
メンタリングのチャット、1on1、振り返り(レトロスペクティブ)を組み合わせる
生成内容:「繰り返し得られる教訓は何か」「次回試すべきことは何か」「身につけるべき習慣は何か」
繰り返される議論の削減
同じテーマが毎回話題に上る定例ミーティングを組み合わせる
生成内容:「すでに決定したこと」「まだ未決定のこと」「不足しているデータは何か」
汎用プロンプト
決定事項 + 未解決の質問
選択したすべてのノートを横断して、以下をリストアップしてください:
- 決定事項(日付、言及されている場合は担当者、および現在のステータス)
- 未解決の質問(および解決に必要な情報)
- アクションアイテム(担当者 + 言及されている場合は期限)
- 以前のミーティングと比較して変更された点
時間の経過とともに何が変わったか
選択したミーティング全体で、時間の経過とともに方針がどのように変化したかを分析してください。
以下の内容を含むタイムラインを含めてください:
- 目標や制約の大きな変化
- 変化のきっかけとなったもの(例:新しい情報、顧客のフィードバック、技術的な制限)
- 現在の方針と、それが依存している前提条件
























