「声が小さくて拾えない…」 「雑音が入る」 「どのマイクを選べばいいのかわからない！」
そんな方のために、実際の会議室で録音環境を検証した比較結果をご紹介します。
今回は6種類の人気会議用マイクを比較し、それぞれの録音距離・集音力・ノイズ処理の違いを実測しました。
会議の質を上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
結論：シーン別おすすめ機種
大規模会議向け（16～20名）：YAMAHA YVC-1000
出典：ヤマハ株式会社「ヤマハ音環境製品」
💡ポイント：高い拡張性と音響技術で大規模会議室に対応
拡張マイクを最大4台まで増設可
8～40名の大人数会議に対応
カスタマイズ設定可能
会議室の出力音声も良くて聞き取りやすい
中規模会議向け（6～15名）：AnkerWork SR500
出典：Anker Japan 公式オンラインストア
💡ポイント：コスパ良、連結可能。実用的な長時間録音で最高品質
8つのマイクによる360度集音
ノイズリダクション（ノイズカット）機能搭載
カスタマイズ設定可能
最大5台まで連結可能で大規模会議にも対応
小規模会議向け（2～5名）：Anker PowerConf S3
出典：Anker Japan 公式オンラインストア
💡ポイント：手頃な価格で、持ち運びやすい。基本的な音声品質と文字起こし精度を確保
専用ケース付きで持ち運びがしやすい
1万円台前半で導入可能
Zoomで使うと雑音除去機能が発動して雑音が抑えられる
比較した会議用マイク6種
① Anker PowerConf S3
出典：Anker Japan 公式オンラインストア
かなりコンパクトで持ち運びしやすい
小規模会議向けNo.1。営業先に持ち込んでの小規模会議に
価格：約9,500円
重量：340g
② AnkerWork SR500
出典：Anker Japan 公式オンラインストア
サイズ大きめで、持ち運びよりも常設向き
中規模会議向けNo.1
セットアップが簡単
価格：約39,900円
重量：580g
③ Nuroum A15
出典：nuroum
コンパクトで持ち運びしやすい
デザイン性あり
価格：約10,400円
重量：375g
④ MAXHUB BM-35
出典：ナイスモバイル株式会社
持ち運びより会議室に常設
価格：約36,000円
重量：470g
⑤ EMEET OfficeCore M2
出典：EMEET Japan
かなりコンパクト
価格：約22,000円
重量：299g
⑥ YAMAHA YVC-1000
出典：ヤマハ株式会社「ヤマハ音環境製品」
常設向き
大規模会議向け（16～20名）※10人以下の会議室での使用はオススメしない
価格：約15万円
重量：3.7kg
機種比較と総合評価
機種名 | S/N比 | ノイズフロア | 集音範囲 | 価格 | 総合評価 |
60dB以上 | -100～-120dB | 最大5ｍ | 159,500円 | ★★★★★ | |
50-60dB | -90～-100dB | 約5m | 39,900円 | ★★★★★ | |
45-55dB | -85～-90dB | 最大6m | 40,000円 | ★★★★☆ | |
40-45dB | -80～-85dB | 最大3m | 27,000円 | ★★★☆☆ | |
40dB | -80dB | 最大3m | 12,800円 | ★★★☆☆ | |
40dB | -75～-80dB | 約4m | 12,000円 | ★★★☆☆ |
S/N比…どれだけクリアな音が出せるか
60dB以上：静かな図書館での会話のような明瞭さ
40dB：通常のオフィス環境での会話レベル
20dB以下：騒がしいカフェでの会話（聞き取りに集中が必要）
ノイズフロア…マイクが何も音を拾っていない「無音」の状態の時に、どれくらい音の「サー」が聞こえるか
-90dB以下：録音スタジオレベルの静けさ
-80dB前後：良好な品質の音質（わずかに「サー」っという音）
-70dB以上：家庭用機器レベル（明らかに背景雑音が聞こえる）
詳しい検証内容は、ぜひ動画でご確認ください！